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美作国誕生寺
Wed.27.09.2006 Posted in 旧ブログ
神社・仏閣・仏像を探訪するのが好きで好きで。
なので完全に趣味に走って、最近訪れたものの中から、徒然に紹介してみようと思う。(過去に訪れたものはキリがないので止めておく)

岡山県久米郡久米南町にある、美作国誕生寺に行ってきた。
ここは、かの浄土宗の開祖・法然上人の生誕の旧邸を、1193年、弟子である法力房蓮生(熊谷直実)が寺院に改めたもの、といわれている。
門を潜ると、法然お手植えとされる銀杏の老木が出迎えてくれる。
↓誕生寺本堂(1695年再建)。ご本尊は法然上人像(拝観はできない)。内部の装飾はなかなか華やかだった。
美作国誕生寺1

本堂の裏には、法然誕生時の伝説が残る椋の木があり、片目川の流れを挟んで、法然の両親を祀った祭殿や、産湯の井戸など、幼少時の法然にまつわるものが、いろいろと見られるようになっている。全体的に、小ぢんまりとしているものの、よく手入れされているなあ、という印象を受けた。ただ、訪れた日は時間が少々遅くて、庭園や宝物館には入れなかったのが残念だった。

法然上人は幼名を勢至丸といい、1133年、美作国にて、久米押領使(その地方の有力豪族が任命される警察職)・漆間時国の長男として誕生する。何不自由ない幼年期を送る勢至丸に突然、穏やかな日々を一変する事件が起こる。1141年、漆間家が、明石源内武者定明の奇襲を受け、父・時国が落命するのである。
世は院政の全盛期、源氏平氏といった武士団が台頭して院と結び、中央進出を図っていた平安末期。公家にかわって武家が政権を握る直前の、動乱の時代を迎えようとしている時であった。
時国は勢至丸に、「定明を仇として追ってはならない、恨む心を捨てて仏道に専心しなさい」と遺言して亡くなる。血で血を洗う争いは、また新たな恨みを生じさせるだけで、いつまでも絶えることがない。争いの連鎖を続けるよりは、世の安寧をもたらす者になれ、と。そんな父の願いを深く胸に刻んだ勢至丸は、遺言に従い仏門に入り、15歳で母にも別れを告げて、修行のため比叡山へと旅立つのであった・・・
美作国誕生寺2

とまあ、大いに脚色されているであろう生い立ち話が伝わっている。しかし源平争乱、平氏政権、鎌倉幕府成立、といった争いの絶えない時代の流れの中で、このような幼年期の体験を持つとされる法然上人が、ただひたすら南無阿弥陀仏を唱えることで敵も味方も拘りなく誰もが極楽往生できる、という教えを説いたというならば、説得力を増すのかもしれない。

門を入って右側に、平成15年完工の新しい阿弥陀堂があり、中に入ると、金色の阿弥陀さまが鎮座している。
そして、二階に展示中の、台湾のどこぞから寄贈された(んだったかな??記憶曖昧) 「地獄絵巻」を自由に見てよいということなので、上がってみた。
地獄絵巻、というのはもちろん、仏教思想の中の「地獄」の恐ろしさを、視覚的に伝えるものなんだけど、図柄としては要するにスプラッタ・・・なわけで。かなりグロい。
薄闇の迫る時刻、灯りもない部屋で、幾巻にも渡る地獄絵巻を見ていると、何とも薄ら寒い心持ちになったのだった・・・(なら見なきゃいいのにね)
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奈義町現代美術館
Sat.23.09.2006 Posted in 旧ブログ
岡山県勝田郡奈義町にある、奈義町現代美術館 に行ってきた。
この美術館は、いわゆる普通の美術館のような、まず建物があってその中で収集した美術品を保存・展示する、というものではない。
3組のアーティストと建築家が、立体作品と建物とが一体となった空間そのものを、一から構想・計画して、両者の共同制作で創りあげた美術館、なのである。
従って、建物すなわち作品の内部に入りこみ、作品を鑑賞する、というよりは、感知する、という展示内容になっている。

↓展示室「大地」。石が敷き詰められたり水が張られたりした上に、細いステンレスワイヤーの曲線がいくつも連なる空間。
訪れた日は小雨が降っていて、水面に波紋とあぶくが無数に浮かび、その様子が展示作品の曲線と相俟って、心地よい空間を作りだしていた。雨の日に訪れるのも一興、かと。
この空間の長軸は、奈義町のシンボル・那岐山の山頂に向かっているそうな。
奈義町現代美術館1


↓展示室「月」。半月形の、天井の高いシンプルな空間。
ここで驚かされるのは、声や音が怖いくらい反響すること。子供が行くと、喜んで大騒ぎして大変かも(汗)。大人だけで静かに行くのがお勧め。
ここの平坦な壁の延長線は、中秋の名月の午後10時の方向を指すのだそうな。
奈義町現代美術館2


↓展示室「太陽」。このような薄暗い狭い階段を上っていくと・・・
奈義町現代美術館3

↓円筒形の中に、京都の竜安寺石庭や、ベンチ、シーソーなどが配された、何とも・・・奇妙な空間が。
正直、足元が歪んでいるからか、気分が悪くなった。倒れた人とか、いるんでないかな。冗談抜きで、体の弱い人、妊娠中の人、体調不良の人などは、入らない方が無難だと思う。
この円筒の長軸は、南北軸と重なるんだそうな。
奈義町現代美術館4



で。途中見ながら思ったんだけど、何か・・・全体的に、安普請!?(ぎゃあ)
建物の建材そのものとか、仕上げ方とか、素人目にも安っぽい感じがするんだけど(汗)。
美術館の趣旨・構想・設計自体は面白いと思うんだけど、いかんせん町立だし、予算の都合が・・・ってトコロなんだろうか。(泣ける)

それはともかく、体験型アートなので、美術館というよりは、アミューズメントパーク的なノリで(←怒られそうだ)、難しく考えずに楽しめる、と思う。いろんな意味で印象的な場所ではある。
Travelaholic !?
Wed.20.09.2006 Posted in 旧ブログ
また旅に出たくなっている。旅人体質ってか?
旅人体質とは。旅が人生において大きな意味を持つと思っている。時々旅をしていなければ、中毒症状をおこして生きていけない。旅が心の栄養源。旅でいろいろ学んだと思っている。次の旅に出る資金繰りのために仕事をしている。自分の趣味に走った、自分ならではの旅がしたい。一人旅が好き。長期旅行が好き。貧乏旅行が平気。行き当たりばったり大歓迎。地図や時刻表を見るのが苦にならない。旅から帰ってくると、またすぐ次の旅に出たくなる。行きたい国・地域が今すぐ軽く10カ所以上は挙げられる。むしろ実生活の方がまがい物かと思ったりする。呑み屋で語るネタは旅ネタが多い・・・などなど、こんな感じ?
毛越寺庭園の蓮の花

一人旅はよくしてきた方だ、と思う。もちろん誰かと連れだっての旅も楽しいのだけれど、一人旅は連れのいる旅とは、まったく別物だと思っている。自分ひとり以外は、何ひとつ見知ったものがなく、見知った顔もいない場所に、身を置くのだから。必然的に、自分としっかり向き合わざるを得ない。
一人旅にハマったのは、大阪在住の時、京都・奈良を中心に関西の神社仏閣・名所旧跡を、日帰りではあるけれど、一人であれこれ巡っていた時、だったのかもしれない。好きな旅程で、好きな場所で、好きなだけ時間を費やす。歴史が好きなので、歴史的な場所ばかり気儘に巡り、過去と現在の交錯の感慨にふけって、脳内タイムトリップしていく感覚に、一人旅でなければ、ここまで自由にはできないよな、と。
弘前公園の銀杏の木

旅先で一人、電車やバスに乗って、車窓の風景を眺めたりしていると、普段は思いつかなかったり、引き出しの奥にしまいこんで忘れていたような考えが、突如、湧いてきたりする。泡沫の如く、浮かんでは消えていく思考に身を委ねるのも、旅先ならば心地よい。そんな時にはふと、今まで頭の隅で絡まって解けなかった結び目がするりとほどけたり、ずっと判らないでいたことに苦もなく手が届いたりする。(まあ、普通は日常で出来ていないといけないこと、なんだろうけど。)
いつからか次第に、一人旅することが、いろんなイミで溺れそうになっている精神状態を、強引に引っぱりあげるための、荒療治になっている、と思う。
沸壺の池の木洩れ日

確かに以前は、何かを得よう、自分を見つけようと躍起になって、衝き動かされるように旅していた時もあった。
でも今は、旅の中でその時自然に湧いてくる感情がとても面白いと思えるから、あまり難しいことは考えず、単純に、知らない場所に行ってみたい、見たことないモノを見てみたい、という気持ちで旅に出る。そして結局は、目的地に辿り着くのが目的ではあるけれど、その過程や、その先で得られたもの、感情こそが、強く心に残ることになる。
その結果、新しい自分でも発見できれば儲けもの、よしんば何も得られなかったと思ったとしても、それはそれで構わない。旅の貴重な経験が、いずれは心の栄養分、精神の成長の糧、になっていくものだということを、知っているから。
そして、旅でしか得られないものや、その先にある感情を知ってしまったら、またそれらを手に入れたくて、旅に出るのだ。果てしがないけれど、この性分は多分、これからもずっとこのままなんだろう。
ご近所の動物たち
Fri.15.09.2006 Posted in 旧ブログ
都会で暮らすのはもう無理だと思い、始めた田舎暮らしですが、性に合ってるなあ、と思います。
日々の散歩途中で、いろいろな動物に出逢うのも楽しいのです。

↓散歩コースにある合鴨農法の田んぼ。合鴨部隊の前進、停止、回れ右、撤退、の機動っぷりは見飽きません。(初夏に撮った写真です)
合鴨


↓羊もいるのです。ずーっと草を食み続けています。他にも牛や馬はフツーにいます。
羊





野生の動物では、夜ですが、よく目にするのはやはりタヌキ。
たまーにウサギやイタチも見かけます。
自宅近くではないけれど、サルもいます。畑で何か盗っているのを目撃しました。
キツネもいるらしいけれど、未だ会ったことはありません。
大型の、イノシシ、シカ、クマなどは、山が深いから、かえって人里には下りてこないのかな、と思います。

そしてやっぱり特筆すべきは、野生の鳥たち、ですね。
季節が移ろうごとに、違う種類の鳥がやってきては、それぞれ特有の鳴声を聴かせてくれます。
初夏の代表はカッコウ。私はカッコウなんて、静かな湖畔の森のかげから、ひっそり一声二声聞こえてくるものとばかり、思っておりました。ところがどっこい、「かっこかっこかっこかっこかっこかっこ・・・」ああもういい加減にしてくれ!っていうぐらい、鳴きまくる。風情なんてありません・笑。

あと、当然ながら虫は多いです。秋の虫は鳴声に風情があっていいのですが、大抵があまり遭遇したくない類の・・・苦笑。
もちろん爬虫類、両生類のお歴々も・・・
でも考えたら、彼らの方こそがここの元々の住人で、こちらは後から来て住まわせてもらってるに過ぎないんですよね。

よく都会から来た人に、「こんなに静かでさびしいでしょう」と言われます。でも、耳を澄ませば、決して静かではないことが分かるはず。
見渡す限り自分以外の人間がいないような場所でも、自然はそんなことに関わりなく、賑やかしいさまざまな音を奏でているわけで、都会での暮らしより、遥かにたくさんの生命がそばにいる、と気付かされるのです。
もちろん、意思疎通の出来る生命体の数は、少ないですけどねっ。




今回の記事と関係ないですが。
↓さすがお隣の県は梨の産地です。二十世紀梨のてんこ盛りー!!
甘くて美味しいですv
梨
浴衣のこと
Tue.12.09.2006 Posted in 旧ブログ
最近涼しくなってきたので、普段着代わりに、浴衣を着たりする。
本当は夏に着るもの? でもあんまり暑くても着られないので。
↓お気に入りの浴衣の柄v こういうシンプルで渋いのが、着るといい感じになるんだよね。
浴衣


今年の夏も、お祭りなどでたくさんの女性の浴衣姿を目にしたけれど。
ああもう、何度心の中で、「着付け直してやりたい~」と思ったことか(よけいなお世話)。
胸元開け過ぎとか、あんた花魁かいっていうぐらい衣紋抜き過ぎとか、一時流行ったミニ浴衣はさすがに見なかったものの、丈が短すぎるとか。いくら普通の着物ほど小難しくないとはいえ、限度があるだろうに。
たとえ浴衣でも、和服はやはりポイントポイントをきっちり着込んだ方が、よっぽど色っぽいってのに、分かってねーなーもー(笑)
それとも、わざとだらしなく着てるのではなくて、これで正解!と思って、着てるのか?

あと驚いたのが、「おはしょり」の無い、女物の浴衣があるってこと!!
要は前を合わせて帯を巻いただけの、男物とか、旅館などで寝間着として置いてある、あれと同じもの。
確かにおはしょりって、皺になり易くてピシッときめるのは難しいけれど。でもおはしょりの無い女物の浴衣って・・・だと思う。
でも、おはしょりがあっても、何故か帯の下から1cmくらいしか出ていないって人もいた。何でそんな事態になる・・・?
洋服着ていたら、普通にオシャレでかわいい人々だろうに、もう浴衣着ない方がいいんでないか?(よけいなお世話だってば)


以下、続きを読む、で男性の浴衣。


続きを読む »

大宮踊り
Sat.09.09.2006 Posted in 旧ブログ
この地方に古くから伝わるお盆の夏祭りに、国指定重要無形民俗文化財の大宮踊り、なるものがあるということで、見に行ってみた。
神社の境内にやぐら?が築かれ、その上で数名の謡い手がよく通る声でのんびりとした音頭をとり、その周りでは太鼓がドォンと打ち鳴らされる。
さらにその周囲を浴衣姿の踊り手が取り囲み、ゆったりとした身振り手振りで踊っていく。
大宮踊り

音頭の内容はほとんどが意味不明で、ヒアリングは無理。
たまに聞き取れた文句は、「カジカが~鳴いて~~」とか、「月のように~まあるいまあるいこ~こ~ろ~~」とか・・・ほのぼの?
途中で、不思議な変装をした一団が踊りに加わる。編み笠を深く被って派手な着物を着た者を先頭に、ドジョウ掬いの格好をした者などが数名連なり、しんがりは編み笠に女装?の者が務める。
それぞれが手に日常の道具などを持って、それぞれに異なる動きで踊っているのだが、時々念仏鐘がシャン、と鳴ると、一斉にピタッッと動きを止める。
その動きが、何というか・・・コワキモオモロイ!

屋台が境内の内外に並び、30分間くらいだけれど打ち上げ花火もあがる。
地域密着型のお祭りみたいで、大規模ではないけれど、かなりの賑わいを見せていたのだった。

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