工房の案内のために立てていた看板が、風雨に晒されて痛んでしまったので、新しく作り直しました。

ええ、何のヒネリもない看板ですよ(涙)。
でも、看板なんてシンプルな方が分かりやすいですよねー(言い訳)。
道沿いにこんな看板↑を見つけたら、あ~これのことか~と思ってやって下さい(笑)。
最近、看板作ったり、家のペンキ塗ったり、庭に植物を植えたり、そんなことばっかりしてる気が。仕事しろよ(ぇ)。
このブログの陶芸作品紹介写真も、一年前に撮ったものだしなあ。いい加減、新しい作品写真に直したいです。
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最近なぜか集中的に観ています。
といっても、ツ○ヤ・ディ○カスさんで借りられる範囲ですが。
↓『スタンド・バイ・ミー』(1986、監督:ロブ・ライナー)

スティーブン・キング原作の、田舎町の少年たちの冒険ロードムービー。
この映画が好きな人は多いんですよねー? たぶん。
私は基本的に子どもがメインの映画は嘘くさい感じがして観ないんですけど、この映画は、「いかにも大人が考えました」ってのがミエミエの台詞は、少年たちに言わせていないのと、彼らの個性や事情や悩みをくっきり際立たせて撮っているので、ラストまでぐいぐい惹きこまれました。
↓『モスキート・コースト』(1986、監督: ピーター・ウィアー)

ハリソン・フォード主演。ハリソンが父親役、リヴァーが息子役という、おいしい配役。
しかしこの映画、観おわって、何だかいろんな意味で・・・つ、疲れた~!
いわゆる「高度文明」や「宗教を筆頭に思想的に人間を支配するもの」への批判を、アリー(ハリソン・フォード)にさせているんですけど、そのアリーこそが、家族やジャングルの原住民にとっては独裁者であり「文明」そのものなんですよね。文明批判をしながらもアリーは、自然を敬い共存すべきものとしてではなく、征服すべき対象として見ていて、そういう西洋的思考をも批判するつもりで、この映画を作ったのならエライと思うけど・・・どうなんだろう(笑)。
観る人の価値観によって、評価が左右されそうな映画ですね~。
↓『リトル・ニキータ』(1988、監督:リチャード・ベンジャミン)

シドニー・ポワチエ共演。
映画としては、これといって言うこともないし(汗)、ストーリーや設定もありがち~な感じです。
でもやっぱ、17歳のリヴァーが! キラッキラしてます。まだ(笑)初々しくて健康的で自然体で眩しくて、目が離せなくなりますヨ。
↓『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(1990、監督:ローレンス・カスダン)

ケヴィン・クライン主演。ウィリアム・ハート、キアヌ・リーブス共演。
ドタバタコメディなので、始めは軽ーい気持ちで観られます。でも、だんだんシャレにならない展開に(笑)。この展開をブラック・ユーモアととるか不快に思うか・・・。
ま、とりあえずあの髪型でもおかしくないのは、リヴァーだから、だろーな(笑)。
↓『マイ・プライベート・アイダホ』(1991、監督:ガス・ヴァン・サント)

キアヌ・リーブス共演。美青年が二人~v それだけでオナカイッパイゴチソーサンな映画。自然の恵みに感謝感謝(合掌)v
・・・ま、冗談はさておき。これがリヴァーの代表作、になるのかな。この映画はリヴァーもいいですが、キアヌ・リーブスもいい~! 初めてキアヌをカッコイイと思いましたよ(笑)!
でもストーリーは、好き嫌い分かれそう。私はあまり好きではない、かな。痛い、危うい、切ない・・・あのラストは・・・!救いはあるのかー!?
↓『スニーカーズ』(1992、監督:フィル・アルデン・ロビンソン)

ロバート・レッドフォード主演、ダン・エイクロイド、シドニー・ポワチエ、ベン・キングスレー共演。いぶし銀俳優そろい踏みの、豪華キャスト~v ・・・なんですが、結局はR・レッドフォードの独壇場か? リヴァーの見せ場はあまりないデス(笑)。
観終わって、なんというか・・・不完全燃焼だ~!
スネに傷のある男たちで結成されたスペシャリスト集団という設定と、折角のキャストを考えると、もっと面白く仕上げて欲しかったよぅ・・・。彼らが使う機器が、いったい何の為のものか分からないので、いまいち付いていけないってのもあるけどね(汗)・・・。
これらの映画の、ほんの数年後にリヴァーの辿る運命を知るだけに、その存在感と美しさがとても刹那的で、痛々しくさえ感じられます。
言っても仕方ないですが、生きていれば、どんな役者さんになったのだろう・・・。
僅かな期間に残されたこれらの映画からも、彼がカリスマと呼ばれたのが分かる気がします。
春が来ると、牛の放牧が始まり、この時期になると、各牧場では牧草の刈り入れが行われます。

↓スキー場も、春から秋は牧場に。


↓まとめて積み上げられた牧草。これも夏の風物詩かも。

あと、ここでの夏の風物詩といえば、オヤジライダーか? ほんと多いです。
突発的な映画レビューです(笑)。
今回は、サスペンスの傑作として有名な『太陽がいっぱい』と、そのリメイク作品(・・・というか原作が同じってだけで別物)の『リプリー』。
思いっきりネタバレしてます、ご注意を。
* * *
『太陽がいっぱい』(Plein soleil、仏伊合作、1960、監督:ルネ・クレマン)
太陽がいっぱい←画像がないのですが、一応amazonのリンク(^_^;)
あらすじ・・・貧乏なアメリカ青年トム・リプリー(アラン・ドロン)は、イタリアで放蕩生活を続ける富豪の友人フィリップ(モーリス・ロネ)への妬みや憎しみをつのらせ、財産など全てを奪うために殺害する。上昇志向と野心の強さから身に着けた才覚を駆使して、フィリップに成り変わって行方不明と自殺を偽装し、彼の婚約者マルジュ(マリー・ラフォレ)をも手に入れ、刑事の追及を巧みにかわし、トムの緻密な計画は完璧に見えたのだが・・・。
原作は、パトリシア・ハイスミス。
『リプリー』(The Talented Mr. Ripley、米、1999、監督:アンソニー・ミンゲラ)

あらすじ・・・『太陽~』とは原作が同じなので、登場人物の性格や関係性は微妙に異なるものの、ストーリーの大筋は同じだが、ラストの幕切れ方は大きく異なる。
配役はトム・リプリー(マット・デイモン)、ディック(←『太陽~』でのフィリップ。ジュ―ド・ロウ)、マージ(←『太陽~』でのマルジュ。グウィネス・パルトロウ)、メレディス(ケイト・ブランシェット)、フレディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)・・・と、なにげに豪華キャスト。
↓感想は続きを読む、で。
(原作を読んでいないので、どちらが原作に忠実であったり、真意を伝えていたりするのか分かりません。なので、以下は映画としての面白さという点で語りますー)
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