エディンバラ――500年以上に渡るスコットランドの首都にして、街全体が世界遺産に登録されるほどの美観を誇る、歴史の薫る街――

(↑この写真は地○の歩き方から引用(^^;)
そんなエディンバラで毎年8月、約1ヶ月間に渡って開催されるビッグイベント、エディンバラ国際フェスティバル(芸術祭)に行ってきました!!
今回は同僚のブレンダと私、2泊2.5日、そんな偉大なる首都をろくすっぽ観光もせず、お祭り騒ぎを満喫してきました~
このお祭りのメインイベントは、なんといってもミリタリータトゥー。
連夜、ライトアップされたエディンバラ城前の広場で、バグパイプを中心に各国のバンドやダンサーたちが、音楽とパフォーマンスを繰り広げます。
私は残念ながら、今回見ることはできず、BBCの特集番組を見ただけなのですが、それでも迫力あって綺麗でした。
いつかリベンジするぞ~
どんなんかなーと思ったアナタはこちらへGO↓
http://www.edinburgh-tattoo.co.uk/index.htmlで、ミリタリータトゥーと同時期に開催されるのが、フェスティバルフリンジ。
フリンジとは実験的な、てこと。
街中の370ヵ所以上のライブハウス、クラブ、特設テントなどがフリンジ用の会場となり、連日連夜、オペラ、演劇、コンサートから、コメディショー、ダンスショーまで、一流のプロから新進気鋭の若手に至る、数えきれない団体のありとあらゆるパフォーマンスが繰り広げられます。
また美術館やギャラリーでは、さまざまなアートの展覧会が開かれます。
ちょっと見てみる? こちらへGO↓
http://www.edfringe.com/そしてこのお祭りの期間中、エディンバラの街は、たくさんの大道芸人やストリートミュージシャン、フリンジのショーを宣伝する出演者達のパフォーマンスで溢れかえります!!
こういう王道のアクロバット芸↓はもちろん、

とりあえず高いところに登って一発芸をする人↓


他にもフラフープ芸やマジック、綱渡りにジャグリングと実にさまざま。
街角にはこんな人たち↓


右も左も変な人だらけ↓


キルトの衣装を着たバルーンアートのおじさん↓

ストリートミュージシャンたちもたくさん。
インターナショナルな感じで、普段はあまり聞く機会のない、アフリカ、中南米の民族音楽なども↓

これは楽器なのか?↓でもすごいキレイな音がしてました。お兄さんズは笑顔がキュートでなお良し!!

スタンダードなジャズ、ポップスなども↓寄付したらギターのお兄さんがニッコリ微笑んでくれます(笑)

私、都会の人混みは苦手で、一刻も早く逃げ出したくなるんですが、今回の人混みは全く苦になりませんでした!!
それどころか、人だかりができていると、何かオモロイことしてるんかな~とワクワクする始末。
それに、全体に何というか、またーりした、ゆるーい雰囲気なのも気に入りました(笑)
街を適当にぶらついて、興味のあるパフォーマンスで立ち止まり、見たいショーが始まるまでの待ち時間は、パブで飲むかカフェでお茶するか。
いやほんと、面白かったです~
続いて、ブレンダと私が見に行ったフリンジショーをご紹介。たたんでます↓
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3日目は、お城巡りです。
まずは、インヴァネス近郊のコーダー城へ。
ここは、シェークスピアの『マクベス』の元ネタとなる事件が起こったといわれる城です。
現在は、そんな血生臭さは全く感じさせない、手入れの行き届いた美しい姿をしています。

敷地も広大で、植え込みで作った迷路↑や、鮮やかな花々の咲く庭園↓などがあります。

http://www.cawdorcastle.com/index.cfm次はハイランド中部の白亜の城、ブレア城です。

こちらは外観の美しさもさることながら、内部も広くて豪華で見ごたえたっぷりでした。
スタッフも優しくって感じよかったです。オススメ♪
http://www.blair-castle.co.uk/どちらの城も、あぁ~妖精さんってホントにいるのかも~しれない~
なんてことをウッカリ思ってしまうような美しさでした。
これらの城の内部の様子は、それぞれのウェブサイトで、あちこちクリック!クリック!して、是非ご覧くださいませ~vv
2日目は、スコットランドのさらに北、世界遺産にも登録されている、オークニー諸島に行ってきました。
旅に出ると、行ける所まで行かないと気がすまない最果て好きとしては、是非とも行かねば!
本当はさらにもっと北の、シェットランド諸島にまで行きたいところなんですが、さすがに断念…
いつか行ってやる~!!(マジか!?)
今回はジョグフェリー社のインヴァネス発着1日バスツアーを利用。
早朝にインヴァネスを発ち、バスでノースハイランド東海岸を北上し、ブリテン島の北端の港、ジョン・オー・ゴーツへ。ここは、港があるだけで集落すらない所でした↓

フェリーで40分、オークニーのメインの島に到着。
で。バスで走っていて驚いたのは、この島のティピカルな風景はこんな感じなんですけど↓

木がほとんど無いんです~
なだらかな丘の続く土地のほとんどが牧場で、羊や牛がたくさんいて、民家がポツポツと、あとは海…
何か不思議な感じでしたね、木が無いって。風が強いから、らしいのですが。
遊びに来るにはいいけれど、住むには厳しい自然だと思います…
さて。オークニーには、約5000年もの昔、人類が暮らしていた痕跡が残されています。
スカラ・バラエと呼ばれる、当時の村落の遺跡。石を積み上げて作った住居↓


彼らはなぜこの場所を選び、どんな暮らしをして、なぜいなくなったのか、など謎はまだまだ残されているようです。
この村落跡の近くで、かなり大規模に発掘調査してました。第2の村が近日公開になるのかも…
そしてもう一つの太古の遺跡、ストーンサークルへ。
ストーンサークルといえば、イングランドの「ストーンヘンジ」が有名ですが、スコットランドの海岸沿いにも、いたるところに古代人によって立てられた巨石群が残されているのです。
「ストーンヘンジ」は、近くまで行かれず、遠くから眺めるだけらしいですが、こちらのは側まで行って、触ったり抱きついたりし放題です↓


なんというか、海外とか異国に来たっていうより、もう異世界にやって来たような気がしましたです。
そんなこんなで、他にも一番大きな町で大聖堂を見たり、牧場の中にポツンと立っているイタリアンチャペルを見たりしつつ、バスツアーを終えオークニーを後にしたのでした↓

それにしても、駆け足のバスツアーでは、やっぱり満足いくまで見ることはできないな…
オークニーにはアーティストが結構いるらしく、そういう島のアートだとか、ゆっくり見てみたい。
あと、この辺りの島は、パフィンと呼ばれる鳥↓の生息地なんですが、

時期が遅かったので出会えませんでした。まあ、幹線道路を中心に走るツアーでは所詮出会えないのかもな…
うーん、いつかパフィン達のいる時期に、もう一度ゆっくり訪れてみたいものです~
再びバスでインヴァネスへ。この日も同じくインヴァネス泊。
スコットランド北部、ノースハイランドへのプチ旅行の様子を、3回に分けてご紹介します。
鉄道王国といわれるイギリスですが、ロンドン周辺では列車は遅れるわキャンセルしまくるわ直前にホーム変更になるわで、イライラさせられたもんですが。
スコットランドの鉄道は遅れも殆どなく時間通りに運行しています。(本数が少ないんだから当たり前なんだけどね!!)
今回はスターリング駅からインヴァネス駅まで。
車窓風景はこんな感じ↓

ハイランド中部の雄大な眺めの連続です。
車窓から、野うさぎがたくさん見られます。ピーターラビットのモデルの、茶色のようなグレーのような、あのうさぎね。
で。アタシは見ました!! 軽く100匹は越えるうさぎの集団が、牧場の真ん中に集まっているのを…!あれは何のミーティングだったのか…
ネス川沿いのインヴァネスの街並み↓

インヴァネス城は新しい感じ↓

さて、ジャコバイト社のツアーに乗っかって、ネッシーで有名な神秘の湖、ネス湖へ向かいます。
このジャコバイト社、スタッフがベテラン揃いで面白かったです。これから行く人にはオススメ♪
http://www.jacobite.co.uk/このフェリーでクルーズ↓

天気が完璧で気持ちいい~↓

ネス湖観光のハイライト、アーカート城が見えてきました↓

アーカート城に上陸↓

13世紀の築城で、現在は全くの廃墟だけれど、ロケーションの良さと相まって、この朽ち果て具合が何ともワクワクします(え?分からない?)
天気が良すぎたのか、ネッシーには遭遇できず。
なので変なネッシーグッズでもないかなと思ったんですが、ビジターセンターにあったのは、この四分割された陶製の置物と、ぬいぐるみくらい。商売っ気ないよな~↓

この日はインヴァネス泊。


7月8月を中心に、スコットランド各地で開催される夏祭りみたいなもの。
バグパイプのコンテスト、ハイランドダンスのコンテスト、力競べ、プチ芝居?などが行われ、屋台も出る。
出場者はみんなキルト(民族衣装)を着る。
大規模なものから、地元密着型までさまざま。スコットランドの人達にとって夏の楽しみのひとつ。
写真は、バグパイプバンド総出演のパレード。ドラム奏者も重要。背景は現在は廃墟のダンドナルド城。

スコットランド名物ハギス。羊肉のハンバーグみたいな感じ。マッシュポテトを添えグレービーソースをかける。レストランやパブによって千差万別。

スコットランドではよく見かける牛。何も考えてないような、でも実は深~く悟っているような、何ともいえない表情がたまらん。

UK版ググルはピーターラビット…! 可愛ええ(´Д`)
日本版って味気ないよな…

スコットランドの国花。
気品と風格に溢れるイングランドのバラに対して、こちらはあくまでも野の花。
ただ鮮やかな見た目に反して、触れると棘があるところは同じ。
11月からの陶芸研修先、ケリーさんの作品が入選(陶磁器デザイン部門)しました。
大規模なフェスティバルで、世界中から陶芸作品が集結します。お近くの方は是非行ってみてくださいね~
ケリーさんは8月半ばまで日本に滞在します。見かけたらよろしくお伝えください(ぇ)
http://www.icfmino.com/japanese/top.html<会期> 2008年8月1日(金)~9月30日(火)
午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
<会場> セラミックパークMINO