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イギリス陶芸研修終了
Tue.28.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
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1年間のイギリスでの陶芸研修、無事に終了しました。
旅行や短期滞在では経験できない、長期滞在ならではの貴重な(ディープな?)経験も、たくさん出来ました。
イギリス滞在中、優しさをくれた人たち、一緒に笑ってくれた人たち、励ましてくれた人たち、そして面倒を掛けてしまった人たち、みんなに感謝、感謝です。
イギリス、という国に対しては、良い面悪い面あるとは思いますが、私にとってはおおむね好印象で、魅力的な部分がたくさんありました。人も優しかったし。

この1年間の経験が、今後の私の陶芸作品、そして人生そのものに、どんな影響を与えていくことになるのか、今はまだ分かりません。
今の時点で自分でここが変わった、と分かる部分もあるけれど、今回見たもの聞いたこと心に触れたもの考えたこと、きっと今すぐよりも、何年もかかって消化され糧になることだろうと思います。

そして、1年間この拙いブログにお付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
ブログで報告・・・という目的があったからこそ、「陶芸研修」とは別の部分で、頑張って物見遊山に勤しむことが出来ました(ぉぃ)
今後の更新はひとまず休止となりますが、良い写真が撮れたりしたら突発的に更新するかもしれません。
また、昨年11月以降のイングランドの記事では、ほとんどWebサイトへのリンクが出来ていないので、こそこそとリンクを貼り付けたりはすると思います。(←自分の覚え用に)
でも、わざわざチェックしに来て頂くほどのものではありませんので、次はまた1年後にでも(笑)、暇つぶしで覗いて頂けると嬉しいです。

それではそれでは! ありがとうございました~!


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シンガポールの旅
Sat.25.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
イギリスから日本への帰途、シンガポールにストップオーバーしました。
シンガポールは私は初めてだったんですけど、
も、なにこれ、ひたすら、







暑い~~~~~!!!!!(怒)



いや、怒ってもしかたないんですけど・・・
常夏の国の暑さを甘く見てはいけません!! と、溶ける~~ 蒸発する~~
絶対住めないな・・・


それはさておき観光です。
シンガポールを貿易の拠点にするため上陸した、イギリス東インド会社のラッフルズ卿の像↓
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その近くの乗り場からリヴァーボートに乗船↓
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リヴァーボートからの高層ビル群の眺め↓
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高層ビル群のお膝元には、地元の人にも観光客にも人気の屋台群↓
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出た~~!! お約束のマーライオン!!
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マーライオンの後姿はこんなん↓
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高級ホテル、ラッフルズホテル↓
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え、泊まったのかって? まさか。
宿泊客でなくても、敷地内をうろついてOKなだけで。

私が泊まったのは、こういうごく一般的なホテル↓ どうせ。
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でもベットのマットレスが完璧に快適で、無駄にでかいテレビ、無駄に広いバスルームが付いていて、空調も完璧、予想を裏切る快適さでした。


シンガポールは多民族国家。
そして街には古いものと新しいもの、異なる文化が混在しています。
でもそういえば、公用語は英語のはずだけど、街で耳にするのは中国語とかが多かったような・・・
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ヒンズー教寺院↓
現在外観は修復中のため、一部分しか見られず。
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イスラムのモスク↓
こちらも日々の祈りの場。
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仏教寺院↓
真剣にお参りしたり、おみくじを引く老若男女で賑わってました。
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チャイナタウンでマーケットを散策↓
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それにしても・・・あ、暑かったよこの時・・・
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どうしてアジアのマーケットって、必ずこういう微妙なもの↓が置いてあるんでしょうか。
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えいっ!、やあっ!、とうっ!
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・・・どう突っ込んでよいのやら。


シンガポールは、大別してマレー系、中国系、インド系、アラブ系の民族と文化が入り混じり、アジアチックな部分がしっかり残り、かつ大都会でもあるので、旅行者にとっては面白いところだと思います。買い物天国&グルメ天国だしね。
でも私はもう無理です・・・だって、暑いよホント。半端じゃないよ。
ウィーンの旅3
Wed.22.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
ウィーンといえば、何といっても「音楽の都」。
この地を拠点に活躍した音楽家は数多く、市内至る所に彼らの彫像や住んだ家、博物館などがあります。
モーツァルト像↓
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ヨハン・シュトラウス像↓
「美しき青きドナウ」などのワルツの巨匠。
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シューベルト像↓
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他にもべートーヴェン、ハイドン、ブルックナーなどなど、そして現在も変わらず「音楽の都」であり続けています。

観光客向けに、気軽に楽しめるコンサートが、毎日いくつもの会場で開催されています。
そのうちの一つ、シェーンブルン宮殿内のホールでの、モーツァルト&シュトラウスコンサートに行ってきました↓
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バリバリに観光客向け・・・ではありました。
でもオペラ歌手やバレエダンサーも出てきて、楽しめました。ウィーンで聴くことに意義がある!(笑)



この建物はセセッシオン(分離派会館)↓といって、19世紀末、一部の芸術家が立ち上げた芸術団体・分離派の展示場でした。
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分離派の代表的画家・クリムトの、べートーヴェンの第九交響曲をモチーフにした壁画が恒久展示されています。



カールツ教会↓
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この教会、中央の空色のドーム型屋根の内部に、聖書に基づく天井画が描かれているのですが、現在修復中。
で。修復中だからこそ、そのための足場をエレベーターや階段で登って、その天井画をごく間近で見ることが出来るのです。
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大迫力で、キリスト教のことは詳しくなくとも、結構カンドーしてしまいました・・・
いちばんてっぺんの天井画はこうなってました↓
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カトリック教会なので、やはり内部は豪華絢爛↓
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さて。ウィーンといえば、カフェ文化。
老舗カフェでのケーキとコーヒー、やっぱりこれははずせない~♪
カフェ「デメール」にて↓
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「デメール」の外観↓
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カフェ「ツェントラル」にて↓
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「ツェントラル」内部。天井高い~↓
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観光客だけでなく、地元の人も普段からカフェにやってきて、新聞読みつつマッタリ長居するようです。



第二次大戦直後のウィーンを舞台にした映画、『第三の男』。サスペンスの名作です。
印象的な並木道のシーンを髣髴とさせますね~↓
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映画に出てきた観覧車↓
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また観たくなって来ました・・・
未見の方は是非是非どうぞ~



ウィーンは文化の香り豊かな、美しい街でした。
ドイツ語文化圏なので、英語文化圏とはまた一味違った、質実剛健なイメージの魅力がありました。
もし次の機会があれば、周辺の都市―ザルツブルグ、プラハ、ブダペストなども含めて、もっともっとゆっくり滞在して、じっくり色んな所へ行ってみたいものです。
ウィーンの旅2
Mon.20.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
ウィーン郊外、ドナウ河沿いの景勝地、世界遺産にも登録されている、ヴァッハウ渓谷に行ってきました。
まずは電車で、メルクという街に。
ここには、広大な敷地と美しい建物を持つ、メルク修道院があります。
小高い丘の上、メルクの街を見下ろすように建っています↓
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横から見ると、この修道院の長大さが分かります↓
写真に収まりきれていませんが、右の方にずーっと続いてます。
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18世紀に大改築されて、現在のバロック様式の姿になりました。
この黄色は「テレジアン・イエロー」とも呼ばれ、マリア・テレジアの色だそうです。
修道院への入口↓
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現在は修道院としてだけでなく、学校、博物館などにも使用されています。
双塔の内部は、絢爛なカトリック教会です↓
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美しい大理石の大広間や、壁一面にぎっしりと古めかしい書物が並ぶ、時を止めたような図書室などもあります。
テラスから臨む、メルクの街並み↓
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子どもの頃に見た絵本に迷い込んでしまったような、可愛らしい街角↓
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続いて、バスでシュピッツという街へ。
この辺りはワインの産地で、果てしなく葡萄畑が続いています。
写真手前も葡萄畑↓
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この街もパステルカラーで可愛い↓
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さらに電車で、デュルンシュタインという街へ。
ドナウ河沿いに建つ教会の塔↓
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この街もまた、石畳の狭い路地と可愛らしい家々が並び、中世にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれました。
街の展望台から臨むドナウ河↓
天気がイマイチだったので、「美しき青きドナウ」という印象ではないですが・・・
こればっかりは仕方ありません。
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ドナウ河流域には、太古の文明の痕跡が残っています。
「ヴィレンドルフのヴィーナス」と呼ばれる石像は、多分誰でも一度は写真で見たことがある、豊満な女性の像です。
太古の文明へのロマンをかきたてる土地でもあるのです。
ウィーンの旅1
Fri.17.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
イギリスから日本への帰国前、オーストリアの首都・ウィーンに行ってきました。
ロンドンからは飛行機で2時間、時差も1時間。
日本からだと、うーんと遠い憧れの国、というイメージがあったので、こんな風に気軽に行き来できるなんて、やっぱり羨ましすぎます。

ウィーンは、ヨーロッパ史を語る上で最も重要な一族と言っても過言ではない、かのハプスブルグ家の帝都として栄えたため、その街並みは、重厚で美しい歴史的建造物に彩られて厳かな趣を持ち、今も文化人や音楽家の集う落ち着いた雰囲気を失ってはいません。

今回は、ウィーンの街を華やかに彩る建築物の写真を中心にお届けします。

最も賑やかな繁華街の街並み↓


国立オペラ座↓
チケットの入手困難でドレスコードもあるため、今回はオペラ鑑賞は出来ませんでしたが、いつかリベンジしたいものです!!


クラシック音楽好きには憧れの聖地、ウィーン楽友協会ホール↓
ウィーン・フィルハーモニック・オーケストラの本拠地でもあります。
ウィーン・フィルはチケット入手困難で毎日公演ではないため、こちらも今回は見送りましたが、いつかリベンジ・・・!!


国会議事堂も美しいです↓


市庁舎も美しいのです↓


現在の王宮↓
王宮礼拝堂のミサで、あのウィーン少年合唱団が歌うんですよね。
ああ~天使の歌声もいつかリベンジ・・・!!(またか)


王宮に入っていく馬車↓
ウィーンの街中には、観光客向けの馬車がたくさん走っています。


ハプスブルグ家の離宮であった、シェーンブルン宮殿↓
世界遺産にも登録された、ウィーン屈指の観光地。

部屋数は1400を越え、現在公開中の部屋はそのうち40室。
内部はすべてがこれでもか~っというくらい絢爛豪華、歴史的意義も高く、まさに別世界です。
幼少時のモーツァルトが、マリー・アントワネットにプロポーズしたという逸話が残っていたりします。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートが住んだところでもあります。
シェーンブルン宮殿の庭園↓
写真に収まりきれてませんが、とても広大なのです。


マリア・テレジアの彫像↓
UK POP
Tue.14.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
ようやくネット復帰しました・・・


イギリス滞在中、流行っていたポップミュージックで、良くも悪くも(笑)印象に残ったアルバムや楽曲を、覚え書きしておきます(自分用(^^;)。
その時何度も聴いていた音楽って、何年経っても再び耳にすれば、当時を鮮明に思い出して、きゅーーんとなったりしますよね。



James Morrison 『Songs for You, Truths for Me』
Songs for You, Truths for Me
日本でも知名度高いですよね。今更ながらハマってしまいました。声も楽曲も好きです。
3曲目の『You Make It Real』、5曲目の『Broken Strings』(ft. Nelly Furtado)あたりが流行ってました。
MUSICOで試聴する?


Duffy 『Rockferry』
Rockferry
個性的な歌声と印象的な楽曲で、一度聴いたら何だか忘れられないんですよね。
全曲、名曲です~
MUSICOで試聴する?


Keane 『Perfect Symmetry』
Perfect Symmetry
Keaneはかれこれ、デビューアルバムからのファンなんですが、今回もまた「彼らの音」健在で嬉しい限りなのです。
MUSICOで試聴する?


Will Young 『Let It Go』
Let It Go
1曲目の『Changes』、歌詞が心をグサグサッと串刺しにしてくれました(笑)
見かけによらず(失礼!)、優しい歌声です~
MUSICOでこのアルバムが見つからなかったので、You Tubeでどうぞ↓
しかしこのPVは微妙じゃぁないか?(笑)

上記の4枚は、イギリスでアルバム買っちまいました。
日本で買った方が、ボーナストラックとかたくさん付いてますけどね~


Adele 『19』
19
またすごい人が出てきましたね。グラミーですか。
3曲目の『Chasing Pavements』、12曲目の『Hometown Glory』あたり、19歳でこの表現力とは・・・
MUSICOの30秒試聴では良く分からんので、You Tubeでどうぞ↓



Take That 『The Circus』
The Circus
これぞボーイズ・バンドって感じですかね。SM○Pか?(笑)
2曲目の『Greatest Day』、8曲目の『Up All Night』など、とにかく流行ってました。
商業路線を貫いてます。そりゃ売れるわな。
MUSICOで試聴する?


Boyzone 『Back Again...No Matter What』
Back Again...No Matter What: The Greatest Hits
オヤヂ頑張ってるぞ~なグループ。数年後のS○APか?(笑)
3曲目の『Love You Anyway』、タイトルも歌詞もメロディーも単純なことこの上ないんですけど、とにかくキャッチーで耳について仕方なかったです。
MUSICOの30秒試聴ではこの曲のクドさが良く分からんので、You Tubeでどうぞ↓

このクドさに耐えて最後まで観たアナタは偉いッ!

他には、Coldplay 『Viba La Viva』の中の『Viba La Viva』
1日に何度も耳にしてました。耳にタコでした。
日本でも流行っていただろうけど、邦題が『美しき生命』になっていて、ビックリでした。
そんな大げさな~
MUSICOで試聴する?

The Killers 『Day&Age』の中の『Human』
これも毎日のように耳にしてましたが、聴くたび妙にイライラしたのは何故だろう(笑)
MUSICOで試聴する?

あとはThe Ting Tingsとか、Lily Allenとか、Girls Aloudとか、流行ってました。あまり私の好みではなかったけど。
他にももちろんいろんなアーティストや楽曲がありましたが、記憶に残らなかったです・・・
帰国
Sat.04.04.2009 Posted in イギリス滞在日記
到着…!!
一年ぶりの関空。
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な、何とか一年間生き延びた~ヨロヨロ(+_+)



「イギリス滞在日記」はこれにて終了――なんですが、帰国前に訪れた、ウィーン(オーストリア)とシンガポールの旅の模様を、また後程お届けしたいと思います~(^^)