岡山⇔ソウル。
2泊3日の韓国デビュー旅行に行ってきました~(*^ ^*)
今回は、友人Kこりの友人Yサマが、ロッテホテルに安く泊まれるキャンペーンに当選し、
6名同行可能だったので、Kこりとともに私も便乗させてもらったのでしたv
Yサマ、お母様、そしてKこり、ありがとうございました!!
で、ソウル市街の中心に位置するロッテホテル本館。
ロビーがすっごい広くて豪華だし、いろんな施設も入っていて、チマ・チョゴリのお姉さんが出迎えてくれるし、客室自体はそれほど広くなかったけど(ツアー客用のエコノミー部屋なのでしょうね・・・)、設備は充実してて快適に過ごせました。
やっぱりいいホテルは、非日常が味わえて、ゴージャスな気分になれるし、いいもんですねぇぇ(^^)
さて、観光的なものもしなければ、と地下鉄に乗って向かった景福宮。
李氏朝鮮王朝時代の王宮です。(現在の建物はほとんど近年の再建)
観光客向けの、衛兵の交代式に遭遇↓


イギリスや台湾でも衛兵の交代式は見たけど、服装が近代のものですよね。
なので、完全に観光用のパフォーマンスではあるけれど、こういう時代装束ってのは、新鮮で面白かったです。


景福宮の敷地は広く、ゆっくり見て廻ると、かなりの時間を要します↓

軒下の彩色も鮮やか↓

屋根の上には不思議な動物が↓

中国とも日本とも違う、独自の空気に魅せられます↓

この王宮は、日本の植民地支配の時代、哀しい歴史の舞台となった場所です。
ほとんどの建物が、旧日本軍によって破壊されました。
近年、多数の日本人が韓国を訪れますが、旅を楽しむと同時に、
過去の闇の歴史に対しても、日本人として関心を持って受け止め、考える機会とするべきでしょうね。
景福宮のそばには、仁寿洞というストリートがあります↓
ここは、伝統工芸品からお洒落な雑貨まで、可愛い小物を扱う店がたくさん。

さて、ここからあとは、写真がほぼ食べ物の写真になります~
食い倒れツアーのはじまりはじまり!?
まずは、仁寿洞にて、アサリの入ったうどん↓
スープが美味しかった~、一緒に頼んだ蒸し餃子も絶品でしたv

お次は同じく仁寿洞、韓国伝統茶のお店にて↓
なつめ茶(手前)を飲んだのですが、予想外にめっちゃ甘かったです。
お茶菓子は韓国伝統のお餅、こちらも甘かった・・・
店の雰囲気はレトロで、落ち着いての~んびり過ごせました。

そして韓国料理の代表格、参鶏湯に、豆腐チゲ↓あっつあつ~
この日は寒かったので、ほんと温まりました。

韓国のどぶろく、マッコリ↓
蕎麦猪口みたいな器で飲みます。

このお店で飲んだこのマッコリが美味しかったので、探したけど無かった・・・
他のは、う~んイマイチ、だったのです・・・
さて、韓国に来たからには、焼肉食べなきゃ!!というわけで↓
お肉のほかに、小鉢もたくさん付いてきて、何だか嬉しい。

きれいに並んだお肉を↓

神業のスピードで裏返してくれます↓

竹筒に入ったご飯(手前)も、素朴な味わいで美味しかったですv
さて、ソウルど真ん中の繁華街、明洞の夜↓

ステージでは何やらイベントが↓

夜の明洞の楽しみの一つは、屋台の食べ歩き♪
韓国式おでん↓は、お餅みたいのに、甘辛ソースをつけて。

中に餡の入ったお餅↓

から揚げなどの揚げ物屋さん↓

こんな財布を持って屋台で買い物するのは日本人。
これ一つのじゃがいも↓

この切り方、神業です。
フライドポテトと、スルメイカみたいのは何だろう↓

やっぱ屋台は活気があって安くて面白いですね~
最終日の朝には、明洞の市場へ行ってみました↓
あらゆる店がひしめいていて、掘り出し物がありそう。

朝ごはんは、胃に優しいお粥↓

ふ~、よく食べました(笑)
ソウルは、近くて便利で、気軽に来られて、美味しくて楽しくて、
たくさんの日本人がハマるのも無理はないですね~
小さなお店や屋台、地元の人向けのお店でさえ、買い物用語くらいは日本語が通じるってことも驚きでした。
下手な英語より通じる・・・
よく努力してるなあ、と思いますが、それだけ日本人観光客が多いってことなんですよね。
日本人のあまりいない、韓国の田舎はどんななのかな・・・
今回、韓国通のKこりには、いろんな美味しいお店に連れて行ってもらって、感謝ですv
おかげで楽しい旅が出来ました、ありがとう~^^
岡山⇔上海。
2泊3日の強行軍ツアーに行ってきました~( ̄▽ ̄)
某大手旅行会社の超・激安ツアーなので、まあ文句は言えないんですが…
やっぱりツアーは自由がない、綺麗な所しか見れない、興味ない所にも行かねばならない、好きなもの食べられない、などなどストレス要因も多々ありました(*_*)
上海浦東空港↓に到着。
郊外にある国際空港で、メチャクチャ広いです。

上海は今、万博前ということもあって、バブリーな建設ラッシュ。
高層ビルやマンションがバンバン建てられています。
バブル崩壊の経験を持つ日本人から見ると、何だか危うい感じがしますが…

上海のテレビ塔↓
懐かしいなあ・・・というのも私、かれこれ10年以上前(
うわー)、
上海をメインに蘇州・杭州・南京・北京・西安あたりを旅しながら、1ヶ月間中国に滞在したことがありまして・・・

かつては、上海観光のメインは、19世紀半ばから欧米列強諸国の租界地として「東洋の魔都」と呼ばれた時代の名残をとどめる、黄浦江沿いに並ぶ堂々たる洋館群の「外灘」地区でした。
でも今は、「外灘」地区の遊歩道を工事中ということもあり、味気ない高層ビル群にその座を圧倒されてしまっています・・・
ツアーなので、お決まりの土産物店めぐりも付き合わねばなりませぬ。
お茶の店にて、試飲をいろいろと↓
ライチ入り紅茶が美味しかったなぁ。


1日目の夜には、黄浦江をナイトクルーズ↓
ライトアップはかなり頑張ってます。
高層ビル群は派手派手、外灘地区は落ち着いた感じで。

寒すぎて船の甲板には出なかったので、写真はこれだけ。
今回のホテル↓

4つ星でしたが、外見も部屋も従業員のレベルも、いたってフツーーー、でした。
2日目の午前中には、上海からバスで2時間ほどの、周荘という田舎町を観光。
北宋時代から900年の歴史を持ち、かつては水運、商業の要衝地として栄えたそうです。

200年以上の古い町並みが今も残り、水路に石橋に柳の風情は、まるで中世都市にタイムスリップしたかのよう。


路地を進めば、工芸品や食べ物の小さな商店が軒を連ね、面白いものや珍しいものがいっぱいで、見ていて飽きません。
小船に乗って、水郷めぐり。
ベタな観光スタイルではありますが、天気が良くて、の~んびり進む船の速度が心地よくて、久々にゆっくりできました(^^;


午後は上海に戻り、江南地方を代表する庭園である、豫園↓を見学。
ここは、美しい庭園ではあるのですが、何といっても人が多い!!!
いつ行っても、人人人・・・


壺の形の出入り口↓

太湖石を積み上げた築山↓

園内には、多くの建物や池が点在し、それぞれに特色があり手が込んでいて、細かく見ていると面白いのです。

豫園商場↓
世界中からの観光客でごったがえしてます・・・

上海蟹↓も食べました。
でも食べるトコなかった・・・
日本の中華料理店で食べた方がきっと美味しいよ今回の往復は、中国東方航空↓
私も今までいろんな航空会社の機内食食べましたけど、ここのはもう・・・すごいですね(苦笑)

駆け足の3日間でしたが、今の上海はとりあえず、万博に向かってパワーがあるみたいですね。
でも格差がますます激しくなっているのも事実なようで。
社会主義体制下での比較的自由な雰囲気を持つ大都市・・・
これからどんな方向に進んでいくのでしょうか。

1年間のイギリスでの陶芸研修、無事に終了しました。
旅行や短期滞在では経験できない、長期滞在ならではの貴重な(ディープな?)経験も、たくさん出来ました。
イギリス滞在中、優しさをくれた人たち、一緒に笑ってくれた人たち、励ましてくれた人たち、そして面倒を掛けてしまった人たち、みんなに感謝、感謝です。
イギリス、という国に対しては、良い面悪い面あるとは思いますが、私にとってはおおむね好印象で、魅力的な部分がたくさんありました。人も優しかったし。
この1年間の経験が、今後の私の陶芸作品、そして人生そのものに、どんな影響を与えていくことになるのか、今はまだ分かりません。
今の時点で自分でここが変わった、と分かる部分もあるけれど、今回見たもの聞いたこと心に触れたもの考えたこと、きっと今すぐよりも、何年もかかって消化され糧になることだろうと思います。
そして、1年間この拙いブログにお付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
ブログで報告・・・という目的があったからこそ、「陶芸研修」とは別の部分で、頑張って物見遊山に勤しむことが出来ました(ぉぃ)
今後の更新はひとまず休止となりますが、良い写真が撮れたりしたら突発的に更新するかもしれません。
また、昨年11月以降のイングランドの記事では、ほとんどWebサイトへのリンクが出来ていないので、こそこそとリンクを貼り付けたりはすると思います。(←自分の覚え用に)
でも、わざわざチェックしに来て頂くほどのものではありませんので、次はまた1年後にでも(笑)、暇つぶしで覗いて頂けると嬉しいです。
それではそれでは! ありがとうございました~!
イギリスから日本への帰途、シンガポールにストップオーバーしました。
シンガポールは私は初めてだったんですけど、
も、なにこれ、ひたすら、
暑い~~~~~!!!!!(怒)いや、怒ってもしかたないんですけど・・・
常夏の国の暑さを甘く見てはいけません!! と、溶ける~~ 蒸発する~~
絶対住めないな・・・
それはさておき観光です。
シンガポールを貿易の拠点にするため上陸した、イギリス東インド会社のラッフルズ卿の像↓

その近くの乗り場からリヴァーボートに乗船↓

リヴァーボートからの高層ビル群の眺め↓

高層ビル群のお膝元には、地元の人にも観光客にも人気の屋台群↓

出た~~!! お約束のマーライオン!!

マーライオンの後姿はこんなん↓

高級ホテル、ラッフルズホテル↓

え、泊まったのかって? まさか。
宿泊客でなくても、敷地内をうろついてOKなだけで。
私が泊まったのは、こういうごく一般的なホテル↓ どうせ。

でもベットのマットレスが完璧に快適で、無駄にでかいテレビ、無駄に広いバスルームが付いていて、空調も完璧、予想を裏切る快適さでした。
シンガポールは多民族国家。
そして街には古いものと新しいもの、異なる文化が混在しています。
でもそういえば、公用語は英語のはずだけど、街で耳にするのは中国語とかが多かったような・・・

ヒンズー教寺院↓
現在外観は修復中のため、一部分しか見られず。

イスラムのモスク↓
こちらも日々の祈りの場。

仏教寺院↓
真剣にお参りしたり、おみくじを引く老若男女で賑わってました。

チャイナタウンでマーケットを散策↓

それにしても・・・あ、暑かったよこの時・・・

どうしてアジアのマーケットって、必ずこういう微妙なもの↓が置いてあるんでしょうか。

えいっ!、やあっ!、とうっ!

・・・どう突っ込んでよいのやら。
シンガポールは、大別してマレー系、中国系、インド系、アラブ系の民族と文化が入り混じり、アジアチックな部分がしっかり残り、かつ大都会でもあるので、旅行者にとっては面白いところだと思います。買い物天国&グルメ天国だしね。
でも私はもう無理です・・・だって、暑いよホント。半端じゃないよ。
ウィーンといえば、何といっても「音楽の都」。
この地を拠点に活躍した音楽家は数多く、市内至る所に彼らの彫像や住んだ家、博物館などがあります。
モーツァルト像↓

ヨハン・シュトラウス像↓
「美しき青きドナウ」などのワルツの巨匠。

シューベルト像↓

他にもべートーヴェン、ハイドン、ブルックナーなどなど、そして現在も変わらず「音楽の都」であり続けています。
観光客向けに、気軽に楽しめるコンサートが、毎日いくつもの会場で開催されています。
そのうちの一つ、シェーンブルン宮殿内のホールでの、モーツァルト&シュトラウスコンサートに行ってきました↓

バリバリに観光客向け・・・ではありました。
でもオペラ歌手やバレエダンサーも出てきて、楽しめました。ウィーンで聴くことに意義がある!(笑)
この建物はセセッシオン(分離派会館)↓といって、19世紀末、一部の芸術家が立ち上げた芸術団体・分離派の展示場でした。

分離派の代表的画家・クリムトの、べートーヴェンの第九交響曲をモチーフにした壁画が恒久展示されています。
カールツ教会↓

この教会、中央の空色のドーム型屋根の内部に、聖書に基づく天井画が描かれているのですが、現在修復中。
で。修復中だからこそ、そのための足場をエレベーターや階段で登って、その天井画をごく間近で見ることが出来るのです。

大迫力で、キリスト教のことは詳しくなくとも、結構カンドーしてしまいました・・・
いちばんてっぺんの天井画はこうなってました↓

カトリック教会なので、やはり内部は豪華絢爛↓

さて。ウィーンといえば、カフェ文化。
老舗カフェでのケーキとコーヒー、やっぱりこれははずせない~♪
カフェ「デメール」にて↓

「デメール」の外観↓

カフェ「ツェントラル」にて↓

「ツェントラル」内部。天井高い~↓

観光客だけでなく、地元の人も普段からカフェにやってきて、新聞読みつつマッタリ長居するようです。
第二次大戦直後のウィーンを舞台にした映画、『第三の男』。サスペンスの名作です。
印象的な並木道のシーンを髣髴とさせますね~↓

映画に出てきた観覧車↓

また観たくなって来ました・・・
未見の方は是非是非どうぞ~
ウィーンは文化の香り豊かな、美しい街でした。
ドイツ語文化圏なので、英語文化圏とはまた一味違った、質実剛健なイメージの魅力がありました。
もし次の機会があれば、周辺の都市―ザルツブルグ、プラハ、ブダペストなども含めて、もっともっとゆっくり滞在して、じっくり色んな所へ行ってみたいものです。
ウィーン郊外、ドナウ河沿いの景勝地、世界遺産にも登録されている、ヴァッハウ渓谷に行ってきました。
まずは電車で、メルクという街に。
ここには、広大な敷地と美しい建物を持つ、メルク修道院があります。
小高い丘の上、メルクの街を見下ろすように建っています↓

横から見ると、この修道院の長大さが分かります↓
写真に収まりきれていませんが、右の方にずーっと続いてます。

18世紀に大改築されて、現在のバロック様式の姿になりました。
この黄色は「テレジアン・イエロー」とも呼ばれ、マリア・テレジアの色だそうです。
修道院への入口↓

現在は修道院としてだけでなく、学校、博物館などにも使用されています。
双塔の内部は、絢爛なカトリック教会です↓

美しい大理石の大広間や、壁一面にぎっしりと古めかしい書物が並ぶ、時を止めたような図書室などもあります。
テラスから臨む、メルクの街並み↓

子どもの頃に見た絵本に迷い込んでしまったような、可愛らしい街角↓

続いて、バスでシュピッツという街へ。
この辺りはワインの産地で、果てしなく葡萄畑が続いています。
写真手前も葡萄畑↓

この街もパステルカラーで可愛い↓

さらに電車で、デュルンシュタインという街へ。
ドナウ河沿いに建つ教会の塔↓

この街もまた、石畳の狭い路地と可愛らしい家々が並び、中世にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれました。
街の展望台から臨むドナウ河↓
天気がイマイチだったので、「美しき青きドナウ」という印象ではないですが・・・
こればっかりは仕方ありません。

ドナウ河流域には、太古の文明の痕跡が残っています。
「ヴィレンドルフのヴィーナス」と呼ばれる石像は、多分誰でも一度は写真で見たことがある、豊満な女性の像です。
太古の文明へのロマンをかきたてる土地でもあるのです。
イギリスから日本への帰国前、オーストリアの首都・ウィーンに行ってきました。
ロンドンからは飛行機で2時間、時差も1時間。
日本からだと、うーんと遠い憧れの国、というイメージがあったので、こんな風に気軽に行き来できるなんて、やっぱり羨ましすぎます。
ウィーンは、ヨーロッパ史を語る上で最も重要な一族と言っても過言ではない、かのハプスブルグ家の帝都として栄えたため、その街並みは、重厚で美しい歴史的建造物に彩られて厳かな趣を持ち、今も文化人や音楽家の集う落ち着いた雰囲気を失ってはいません。
今回は、ウィーンの街を華やかに彩る建築物の写真を中心にお届けします。
最も賑やかな繁華街の街並み↓

国立オペラ座↓
チケットの入手困難でドレスコードもあるため、今回はオペラ鑑賞は出来ませんでしたが、いつかリベンジしたいものです!!

クラシック音楽好きには憧れの聖地、ウィーン楽友協会ホール↓
ウィーン・フィルハーモニック・オーケストラの本拠地でもあります。
ウィーン・フィルはチケット入手困難で毎日公演ではないため、こちらも今回は見送りましたが、いつかリベンジ・・・!!

国会議事堂も美しいです↓

市庁舎も美しいのです↓

現在の王宮↓
王宮礼拝堂のミサで、あのウィーン少年合唱団が歌うんですよね。
ああ~天使の歌声もいつかリベンジ・・・!!(またか)

王宮に入っていく馬車↓
ウィーンの街中には、観光客向けの馬車がたくさん走っています。

ハプスブルグ家の離宮であった、シェーンブルン宮殿↓
世界遺産にも登録された、ウィーン屈指の観光地。

部屋数は1400を越え、現在公開中の部屋はそのうち40室。
内部はすべてがこれでもか~っというくらい絢爛豪華、歴史的意義も高く、まさに別世界です。
幼少時のモーツァルトが、マリー・アントワネットにプロポーズしたという逸話が残っていたりします。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートが住んだところでもあります。
シェーンブルン宮殿の庭園↓
写真に収まりきれてませんが、とても広大なのです。

マリア・テレジアの彫像↓
到着…!!
一年ぶりの関空。

な、何とか一年間生き延びた~ヨロヨロ(+_+)
「イギリス滞在日記」はこれにて終了――なんですが、帰国前に訪れた、ウィーン(オーストリア)とシンガポールの旅の模様を、また後程お届けしたいと思います~(^^)
かのバーナード・リーチが工房を持ち、彼に招かれた浜田庄司が作陶に携わった、民芸陶芸ムーブメントの聖地、セント・アイブス――
90年近く前の、彼らの交流の歴史を受け継ぎ、今も尚この町では、陶芸だけでなく、さまざまなアートが生み出されています。
町そのものは小ぢんまりとしていて、美しい大小のビーチに囲まれています。


もう何というか、非常識なくらいの美しさなんです。

町の写真がないのですが、入り組んだ石畳の路地を曲がれば、小さなギャラリーやアトリエが次々と現れ、町全体にアートが息づく、まさに時を忘れて彷徨ってしまう、そんな町なのでした。
そして、バーナード・リーチ工房へ。

現在は当時の工房を公開し、彼の経歴や作品を展示する他、新しい工房では、数名の陶芸作家たちが、作品作りをしています。
バーナードのロクロ↓

彼らの使った登り窯↓

アート環境としては、非常に恵まれていて、美しい自然に囲まれた土地なのです。
ただ――、私は仮に頼まれても(誰も頼みゃしないが)、ここでアート活動とか無理です…ヤツラがいる限り(笑)
目指せ最果て~ブリテン島の最西端、その名もLand's End(ランズ・エンド…そのまんまだな)に到着です。

この海は大西洋で、このすっと先にはアメリカ大陸があるんですよね。
当たり前なんですが、感慨深いものがあります。

それにしても、風がキツかったです~
ランズ・エンド標識↓

滞在した街、ペンザンスの近くには、イギリス版モン・サンミッシェルと言われる、セント・マイケルズ・マウントがあります。
マラザイアンという小さな町の沖合に浮かぶ小島で、山の頂上には城が建ち、元修道院や聖職者の邸宅跡などがあります。

自然と人工物の融合に成功した、まさに夢のように美しい光景なのでした。
干潮時には、島まで歩いて渡ることが出来ます。
上陸!↓

イギリス南西部のコーンウォール半島に行って来ました。
この地方は、何といっても、海!空!太陽!
イギリス屈指のリゾート地なのです。
途中下車したプリマスは、イギリス最大の港街。
海を臨むホー公園から↓

かのメイフラワー号が出港した場所でもあり、イギリスとアメリカ両国旗のはためく記念碑もあります↓

プリマスからさらに西、ペンザンスに滞在。
B&Bはこんな感じ↓

清潔感があって、至れり尽くせり、超快適!でした。
1週間で3公演!聴きにいきました、ロンドンフィル。
やっぱり、プロのオケは違いますねぇ~
隅から隅まで美しい音楽で、安心して聴いていられます(^^;
ロンドンフィルの公演が主に行われる、ロイヤルフェスティバルホール↓

2階バルコニー席の最後列から見たステージ↓

実は音響的には、2階席の方が良いんですよね~
3公演で、超有名なチャイコフスキーのピアノ協奏曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を始め、ブラームスやシューベルトの交響曲、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲、ベルリオーズの交響詩など、またソリストのおまけ演奏でラベルやショパンも聴けて、大満足なのでした。
日本でオケを聴こうと思うと、無闇にチケット代が高いのですが、こちらでは1番安い席なら1500円以下、しかも学生割引が適用されれば半額!!
さすがに西洋音楽がグッと身近に存在しているようです。
ロンドンとブライトンの間の田舎を走る蒸気機関車、ブルーベル鉄道。
元は実際に利用されていた路線ですが、廃線となった今は、観光用列車が3つの駅を往復しています。

中間駅のホーステッドキーンズ駅は、列車だけでなく、駅舎や売店、駅員さんや売店店員さんの服装、置かれたスーツケースや小物類、ポスターに至るまで、すべてがレトロ調。映画のセットみたいでした。

チケットは硬券です~
歴史と伝統の国だけあって、イギリス文学の世界は、劇作家シェイクスピア、ブロンテ姉妹やディケンズらの長編文豪作家、ファンタジーにミステリーにと、幅広く奥深い。
でも!! 私にとってイギリス文学の永遠の名作はこれ!!
↓『ウォーターシップダウンのうさぎたち』
リチャード・アダムス著
神宮輝夫訳
1972年初版
新天地を求めて旅を続け、数々の困難に知恵と勇気で立ち向かう、うさぎたちの冒険物語。
うさぎ視点の情景描写、波乱のストーリー、うさぎたちの個性と友情、時に散りばめられるうさぎ世界の伝説の逸話…
このお話との出会いは、偶然テレビで見た、1978年イギリス製作のアニメーションでした。
その後原作の日本語訳を読んで嵌まり、アニメの日本語吹替版VTRを入手していたのですが、このたびようやく英語版DVDを手に入れました!!

ただし、イギリスのDVDは日本では見れないんですがね!!
ま、持っていれば満足なんです(笑)
で、早速見て感慨に耽ってたんですが…
アニメの声優さんは、日本語版の方が断然イイです!!
なんせ主役のヘイゼル→古川登志夫さん、ファイバー→…あ~名前出てこないけど、超有名な声優さん…(思い出したらこっそり直します(笑))、というツボを突く配役に、脇役のカモメ→藤村俊二さん、ウンドウォート将軍→…あ~また出てこないけど大物俳優さん(笑)、ハイゼンスレイ→檀ふみさん、など皆さん芸達者で。
それに比べて英語版の声優さんは、いまいちツマラナイです…
ちなみに英語版でアート・ガーファンクルが歌う主題歌は、日本語版では井上陽水さんが歌ってます(^^;
さらにちなみに、1998年にテレビアニメ化され、NHKで放映されていたようですが、ファンとして許しがたいキャラ設定変更があり、見る気がしません(^^;
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